秋の写生会 ~川西市郷土館に行ってきました~
リポートとても良く晴れた2018年10月28日(日)、
秋の写生会へ行ってきた、
美術科佐川先生と在校生の皆さん。
佐川先生から、写生会のレポートが届いています。
ぜひお楽しみください。
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暑かった夏も終わり、すっかり秋の空気に入れ替わった今日この頃、
皆さんいかがお過ごしですか?
今年も恒例の秋の写生会に行って来ました。
今回の場所は、兵庫県川西市の川西市郷土館にお邪魔して来ました。
川西市は大阪府池田市と猪名川を挟み広がる
兵庫県南東部のニュータウンが発達する街です。
北部は一庫ダムや多田銀山が広がる古くから栄えた地域です。
郷土館もそんな銀銅の製錬所として発展した遺構が残り、
平安家の古民家や移築された洋館の平賀邸が点在した
スケッチにもってこいの場所でした。
まず館の職員さんに案内して頂き、贅を尽くした室内を堪能。
その後、想い想いにスケッチ場所選び。
洋館を描く人、平安家の甍や蔵を選ぶ人、独自の視点を探す人などなど、
皆さん思い思いの場所でスケッチを始められました。
1時頃までにはおおよそ形が取れたところでお弁当タイムです。
大きなテーブルのある東屋も館内にあり、揃って昼食をとりました。
昼からはいよいよ着色に入ります。
洋館は複雑な屋根の形状が難しかったですが、
果敢に皆さんチャレンジされてました。
刻々と変わる光に追われながら頑張って描かれました。
4時に終了してその後プチ講評会。
力作を皆で鑑賞して御開きとなりました。
日頃教室で描いているのとは違い、
現地の光や空気、色彩や奥行き感を感じながら
描くのはとても楽しく勉強になります。
皆さんもスケッチにうってつけのこの季節、ぜひチャレンジしてみてください。