★オンライン授業準備中★ 練習風景をインタビュー 第3回
リポートアートスクール大阪は
オンライン授業が出来るように準備を始めています。
2020年12月某日
オンライン授業
「 フォト クロッキー 」
アートイラストコース オカモト講師
Q:(事務局)A:(オカモト先生)
オカモト先生、こんにちは!
先生は普段アートイラストコース で指導されていますが、来年には本格的に始動するオンライン授業についてのお考えや、実際にオンラインでテストされてる内容について少しお伺いできればと思います。
Q:コロナ禍によって、アートスクールでもオンライン授業を取り入れていこうという話になりましたが、その時先生はどういうお気持ちでしたか?
A:そうですね。何もかも初めてのことなので、イラストを描くという授業がリモートでできるのかどうか、想像もできなかったですね。スクールでのオンライン会議もトラブルだったり、ルールがわからなかったりと苦労 したので、何ができて何ができないのかを知る必要がありました。
Q:そうですねぇ。 先生が現在模索されている授業の内容がどういうものか、よかったら聞かせてください。
A:はい。
同じコースの富畑先生はiPadの授業をテストされているので、自分はアナルグの方をテストしています。
といってもアクリル画などでなく、スケッチを中心とした授業になります。
スケッチは絵を描く人なら誰でもされていると思うのですが、ベテランの方でも初心者の方でも重要なデッサン方法だと考えているので、それが軸になればなという思いです。
このスケッチを5分や10分程度で行ってもらい、それを数回繰り替えす感じです。
Q:具体的にはどんなものを描いたりするのですか?
A:みなさんと共通のものを一緒に描いていこうということで、ネットにある写真画像を見てのスケッチになります。僕も同じものを描くので、時間や空間の共有意識ができます。これは大事ですよね!
モチーフとしては定番の猫や犬、人物、風景などたくさんあります。また、写実的なアプローチもありますし、イラスト化、たとえば人の顔でしたら似顔絵という風に参加者それぞれの手法でスケッチするという風なアプローチもできますね。
Q:なんだか楽しそう!
わたしも受けたくなってきましたが、受講生の反応はいかがでしたか?
A:あはは。
まだ、動物や人物しかしていませんが、受講生も楽しかったとは言っくださってます。 できたら「感動!」くらいにはしたいですが・・ちょっと欲張りですかね(笑
Q:いえいえ(笑
オンライン授業を使うことで先生なりに何か苦心や工夫されたことなどありますか?
A:どの先生も自分なりに工夫したりされてると伺っていますが、やっぱり初めてのことが多く戸惑いがあり、もっとこういう風にできたらなぁというか、歯がゆい思いがあります。
イラストを描きながら授業を進める上での問題点は、顔を見たり絵を見たりと視点がたくさんいるということだと思うのですが、今回は講師と受講生の合計4つのカメラを使ってみました。まぁでもこれは工夫とは言えないかもしれないですね(笑
Q:そうなんですね! 準備が肝心ということですよね。
A:そうですね!
Q:それで、オンライン授業の楽しみというか、こういうところが良かったというのがあれば教えていただきたいと思います。
A:はい!
オンライン授業をテストしている身になってみれば楽しんでいる余裕はないのですが、失敗があっても受講生は概ね贔屓目に見ていただいてるかと思います(笑
今のところオンライン授業自体が新しい体験なので、そんなわくわく感やドキドキ感もあるわけですね。場合によってはそんなトラブルが逆に楽しいハプニングなのかもしれません。それは授業とは関係ないかもしれませんが、でもそこにもやっぱり気づくことがあるというか、時間も空間も共有しているなという感覚が濃くなる分、学ぶことに集中できるのが良いところなのかもしれませんね。
通学の授業と比べてあまりにも経験が不足していて、そして制約もあるので、これから受講生と一緒になって楽しいオンラインならではの授業を見出していければなと考えています。
Q:先生の方も受講生の方もあまり経験のないことで、教える方も習う方も一生懸命ということですね!
今回は、色々とお聞かせいただきありがとうございました!
また機会がありましたら参加させていただこうと思います(笑
A:あっ、どうぞよろしくお願いします(笑
ありがとうございました!