”熱中症”にはお気を付け下さい。
美術・絵画コース今年は例年以上に暑い日が続いております。
受講生のみなさまも体調管理にお気を付け下さい。
具合が悪くなった場合はご遠慮なく講師にお申し付けください。
さて、世間では夏休みがはじまり、
電車の中でも日焼けした子供たちをよく見かけるようになりました。
家でも長男の夏休みの工作を手伝わされたりしてます。
周りはどんどん夏休みムードになってきていますが、
私は大学の仕事が月末までありますのでおあずけをくらってます。
今年の夏休みは読書をしようかと思っております。
読んでない本がだいぶたまってきてますのでここらで消化しとかんと。
このあいだ見つけたロバート・ヘンライの「アート・スピリット」はおすすめです。
アメリカで美術の教育に携わっていたロバート・ヘンライの言葉を集めたもので、
順を追って読んでいくというよりもパラパラとめくって、
そこに書かれた力強い言葉に勇気づけられ、
「よし、がんばって作品作ろう」と思わせてくれる一冊です。
アートスクールの夏休みの課題図書としてどうぞ。
内容が熱いので熱中症にはお気を付け下さい。
「アート・スピリット」 ロバート・ヘンライ 野中邦子訳
国書刊行会 定価:本体2500円+税
美術科 デッサン基礎科 松田一聡
松田 一聡
- Profile
- '01 東京藝術大学大学院油画技法材研究室終了
'11 「風景と静物画」展 (ホキ美術館)
'12 「重 力」展 (Gallery Suchi)
'13 アートフェア東京 2013 (Gallery Suchi ブース) - Message
- 物事を学ぶにあたっては一直線に目的に突き進むよりも、寄り道や遠回りをしたほうがより立体的な理解を得られるという事があるのではないかと思います。絵画の制作においても、寄り道や遠回りなど、一見は無駄に思えるような行為を経る ことで、最終的により豊かな表現に達することができると思います。そういった行程も絵画制作の楽しみのひとつです。脇道の向こうの風景に少しでも心が動いたら、迷わずにそちらの方向に足を向けて進んでみて下さい。
- ArtWorks