クレヨン画セミナー ~大人もハマってしまう?!クレヨン・クレパスの世界~
美術・絵画コースこんにちわ。
美術科講師の山本です。
今回、私が指導させていただいている「クレヨン画セミナー」について書かせて頂こうと思います。
親しみやすい名称で「クレヨン」と言っていますが実際は「クレパス」を使うことが多いです。
まずその「クレヨン」と「クレパス」の違いですが。
「クレヨン」は顔料を固形ワックスで練り固めたもので、それを使いやすくサクラクレパスが開発したのが「クレパス」になります。一般名称は「オイルパステル」。
「クレヨン・クレパス」と聞けば「幼児の画材」とイメージされる方も多いかと思いますが結構幅広い表現が出来ます。油彩の色使いやタッチの練習にも使えるので、特にタッチが目立つ印象派の作品を模写するのにも向いています。
こちらはモネの模写中。
こちらの生徒さんはまだ下描きの段階ですがゴッホの向日葵を模写しています。
筆や水を使わないので準備や片付けが楽なのもクレパスの良さ。
ベテランの方になると結構な大きさの作品にも挑戦されています。
紙に描いていますがオイル系の画材なので結構、重みのあるしっかりとした画面に仕上がります。
あまり大人の画材としては選ばれないクレパスですが、サクラから出されている大人用のクレパススペシャリストは85色もあるので色数にも困りません。
モリモリのせたり、削ったりと、他の画材とは一味違った描写の感覚にハマっちゃうかも!?
お家にクレパスが眠っていれば是非一度、使ってみてください♪
山本 尚子