講師展「9TH ATTEMPT」を終えて…

今年も「9TH ATTEMPT」と題しまして、大阪のマサゴ画廊でアートスクールの講師の展覧会が開催されました。
そのタイトル通り、こういった形でアートスクールの講師の作品を展示するのは今回で9回目になります。

 

展示作業。

今年は小作品が多いので壁面を贅沢に使えます。

 

昨年から講師展には、バラを主役にしてそれと対照的な
赤サビで汚れた鉄扉や鉄柱を構成して描いた作品を出品しております。

これらの作品の赤サビで汚れたモチーフたちはゴミ捨て場や駐輪場で見つけました。
一見すると汚いようですがよく観察すると長い年月を経てできた様々な表情が見えてきます。
朽ちた中にも美しさが見られます。いいモチーフを見つけたと喜んでおったのですが…

 

 

ビルの改修工事によりこのモチーフたちもすっかり様子が変わってしまいました。

あ〜あ…

綺麗には…なったんでしょうが、描こうとは思いません…

せっかくいいテーマを見つけたので今後もあちこちで錆びたものや朽ちたものを探したいと思います。
来年の講師展はどんな作品が出せるか楽しみです。

みなさんも気になるモチーフがあったら早く描いておいた方がいいですよ。

 

 

松田 一聡

松田 一聡
Profile
‘01 東京藝術大学大学院油画技法材料研究室修了
‘12 「重力」展(Gallery Suchi)
‘13 アートフェア東京 2013(Gallery Suchi ブース)
‘14 「重力」展(Gallery Suchi)
‘15 「重力」展(Gallery Suchi)
   「写実って何だろう?」(ホキ美術館)
Message
絵画を学ぶにあたって、1つのことに集中することも大切ですが、
いろいろな表現に挑戦することで得られるものもあると思います。
ArtWorks

 

 

 

 

 

 

 

 

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