版画コース新講師・辻先生と「サイアノタイプ」の実験!

新年あけましておめでとうございます!
版画コース講師の山内です!
講師宛に年賀状を送ってくださった皆様、ありがとうございました!
版画で制作した年賀状もあり、講師一同、楽しく拝見させていただきました~!(^^)
版画コースを本年もよろしくお願いいたします。

2022年最初のブログでは、動画撮影をした「サイアノタイプ」についてご紹介します!
(ブログ講評は来月から再開します!)

「サイアノタイプ」とは、日光写真・ブループリントとも言われる技法です。


↑辻義弘先生の作品。綺麗です!

版画コースでは今までした事がありませんでしたが、10月から版画コースで教えてくれている「辻義弘先生」の提案により、導入する事にしました!

生徒たちに教える前に、版画コースではどのようにできるか、二人で実験をしてみました!


↑インクを塗っています。これ以外にも、色んな紙で実験しました。
上手く定着させるには、紙を選びそうです。


↑私・山内が作ってみたフィルムを辻先生が貼っています。


↑照射中。日光でもできますが、版画コースではシルクスクリーン用の露光機があるので、安定した制作ができます!


↑水洗します!


↑結果はこんな感じになりました!
うーん、個人的にはもっとブルーの諧調を広くしたかったです…!
フィルム制作時点の問題ですが、けっこうパッキリした絵になりました。
このフィルムだと、版画としては「シルクスクリーン」という技法を使用した方が良い作品になりそうな予感がします。

「サイアノタイプ」で線画もしっかり出せる事が分かりましたが、やはりのような諧調の広いものに使用した方が面白い技法なのでしょうか!?
線画でも面白いサイアノタイプを、ぜひ作って見せてください…!

これを見て興味が出た方は、ぜひやってみましょう~!
2022年も新しい事に挑戦していきましょうね!

版画コース
山内

山内 あすな

山内 あすな
Profile
‘14 京都精華大学大学院修士課程版画専攻修了
   17th International Graphic Art Triennial Frechen (フレッヒェン/ドイツ)
‘15 東京国際ミニプリント・トリエンナーレ (多摩美術大学美術館)
‘16 Mini Print International of Cadaques (カダケス / スペイン)
‘17 Miniestampa TGB-eMe (メキシコシティ/メキシコ)入賞
Message
版画の良いところはたくさんありますが、
私が気に入っているのは、作品サイズが大きくなっても軽く、
海外に簡単に送れるところです。
版画は学べば学ぶほど面白くなる技法です。
一緒に学んでいきましょう。
ArtWorks
講師インタビュー

 

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