美術科金曜アトリエ通信 4月号 その1

 

皆様こんにちは。

美術科講師 谷野でございます。

桜の花も散り始め、新しい葉がキラキラと育ってきました。

しかし、まだまだ寒暖の差が厳しくお体心配しております。

さて、今回も皆様に美術科の生徒さんの作品を紹介します。

水彩系の絵の具を使って描かれています。

では早速ご覧ください。

旅行中、飛行機の機内でたまたま目にした冊子の写真から引用されたようです。

『白熊が犬を抱きかかえている光景なんて本当なの~?合成!』など思われるかもしれませんが実際

に自然に起こったものだったようです。

作者は「人間と人間があちこちで争ってる時代に異種の生き物がこんなに仲良くなるなんて」

と衝撃が起こり、どうしても描きたいと思われたそうです。

熊のおしりの下にはカキ貝の殻を砕いたものを使って氷をイメージされたり画面作りにも工夫されて

います。優しい眼差しが素敵な印象的な作品ですね。

次回作品も楽しみにしています。

美術科講師 谷野 剛史

Profile
’92 日春展入選(以後10回)
’93 名古屋芸術大学美術学部卒業
’97 日展入選(以後7回)
’99 臥龍桜日本画大賞展入選(以後4回)
’00 京展入選
’03 青垣2001年日本画展京都新聞社賞
’05 青垣2001年日本画展朝日新聞社賞
’08 京都日本画家 協会選抜展毎日新聞社賞
Message
絵の好みは人それぞれ性格が異なるのと同じで違います。
油絵、水彩画、鉛筆画他いろいろ一つの分野にとらわれずに、意欲的にトライしてみてください。

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