金曜美術科アトリエ通信10月号 動物と暮らしながら描く幸せ
美術・絵画コース皆さんこんにちは。美術科山下です。
今日は美術科の元気印!Yさんをご紹介します。
Yさんはコザクラインコの「カカポ」さんと暮らしていらっしゃいます。
教室で話題になるとカサコさん?やタカコさん?など聞き間違いも多発しますが、名前の由来は体の色がニュージーランド固有のカカポという鳥に似ているからだそうです。(ニュージーランドのカカポを画像検索したらかわいくて笑ってしまいました。)私もあちらで地球みたいな鳥を見たのでYさんにその時の画像をお見せしたら「ああ、タカへ。」と即答されてびっくり。そんな鳥博士に大切にされているカカポさんは愉快な姿をたくさん見せてくれるようで、Yさんはすぐ資料にできそうな素敵な画像を沢山お持ちです。
動物と暮らすと一日中色んな様子を見せてくれてくれますよね。寝顔を見ながら美しい模様を作る毛流れの1本1本まで観察できるのは、家族ならではの幸せですね。
カカポさんの羽根を拡大するとこんなに美しい線の集積が…わーお!
その1本1本まで大事に描きたいYさんの愛情は、動物好きの方はきっと共感されるのではないでしょうか。
絶賛制作中のこちらは日本画です。
一方、こちらの作品でのカカポさんは画面から愛嬌が溢れ出ちゃっています。
南天の実と並んでこのサイズ感はかわいい!こちらも日本画で、丁寧に整えられた絵の具の質感からYさんとカカポさんの温かな暮らしぶりが思い浮かびます。
ところでYさんが以前から手ぬぐいを作っておられることは、教室の皆さんもご存知かもしれません。先日秋の北海道バイク旅から無事帰ってこられたのですが、旅先での観光協会の方との出会いから北海道の野生動物を描いた手ぬぐいを作ることになったそうです!きっと話が盛り上がったんでしょうね!ナキウサギを題材に選ぶかどうか思案中のYさん。完成を楽しみにしています☆
アートスクールには動物がお好きな方や詳しい方が沢山いらっしゃいます。動物と一緒にいるだけで幸せですが、描く対象として見つめると新たな発見がありそうです。まだ描いたことがない方は動物は難しいと思われるかもしれませんが、気持ちを込められる対象でもあります。描いてみたい雰囲気に合わせて画材を選んで、楽しく取り組んでみてくださいね。
Yさんはバードウォッチング仲間を募集中だそうですよ!私も行きたい!
これまでの手ぬぐいについて、詳しくはこちらから↓
http://matsuba.cart.fc2.com/
https://fineartamerica.com/profiles/yoko-hashiguchi
山下 智子