白亜地セミナーリポート 第④弾(箔切り台編)
美術・絵画コース白亜地セミナー黄金背景テンペラ実習、
今回は金箔張りのための箔切り台を作ります。
箔切り台とはこういうものです。
金箔を適当なサイズに切るための台です。
厚めの板に牛や羊の裏革を張っています。
板と革の間に綿が入っているので少々クッションがあります。
革を板に張っていきます。革を引っ張りながら真鍮の釘で止めていきます。
キャンバス張りの要領です。みなさんそれぞれお好みの色の革を
各自でご用意していただきました。
きれいな青ですね。
2人で協力した方がうまくいくかも。
裏はボンドでくっつけます。
ボンドが乾いたら角をきれいに
白もきれいですね。
黒もシブい。
サイドは椅子用の鋲を打っておしゃれに
完成!
美術科 講師:松田
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松田 一聡
- Profile
- '01 東京芸術大学大学院油画技法材研究室終了
'11 「風景と静物画」展 (ホキ美術館)
'12 「重 力」展 (Gallery Suchi)
'13 アートフェア東京 2013 (Gallery Suchi ブース) - Message
- 物事を学ぶにあたっては一直線に目的に突き進むよりも、寄り道や遠回りをしたほうがより立体的な理解を得られるという事があるのではないかと思います。絵画の制作においても、寄り道や遠回りなど、一見は無駄に思えるような行為を経る ことで、最終的により豊かな表現に達することができると思います。そういった行程も絵画制作の楽しみのひとつです。脇道の向こうの風景に少しでも心が動いたら、迷わずにそちらの方向に足を向けて進んでみて下さい。
- ArtWorks
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