花火の作品は、今回のアートグランプリに出品された日本画の作品です。線香花火の見せる一瞬の輝きとその背後に一晩しか咲かない月下美人の儚くも艶やかな姿と相通ずるイメージを組み合わせて一つの世界に調和させようとしています。
花火のピカッと光る閃光をいかに効果的に表現するかで金箔を散らしてみたり、暗闇に花火の明かりで浮かび上がる花の出し方、花火を持つ手の表情などいろいろな点で苦労されたようです。（コメント・谷野）　

水彩で描かれた繊細なバラは、アートスクール7年目の生徒さんの作品です。よく見るとかわいらしいキャラクターが見つかりますよ。
私が7年前に初めて体験を担当して入校してくださった生徒さん(当時18歳！)で、黙々と美しい作品を作り続けてくださっているのが嬉しいです。
今回は制作途中のものも掲載させていただくことができました。作品もですが、いつもこの試し塗りの紙がとっても綺麗だと思っています。(コメント・山下)