美術絵画コース・金曜アトリエ通信(日展入選作品を紹介)

美術絵画コース講師の谷野です。
冬本番を迎えましたが暖かい日がこの12月は多いですね。
あっという間に2023年も終わろうとしています。皆様にとってこの一年はどのような年になりましたか。
そういう意味では今回紹介する生徒さんはまさに大きな出来事があった一年と言っていいと思います。

今回金曜アトリエ通信でご紹介する生徒さんは
第10回日展において日本画部門で初入選を果たされました美術絵画科の立和名愛さんの作品と、先月11月3日~26日まで東京、新国立美術館においての日展の会場風景などをまとめましたのでご紹介します。

まず日展とはどのような展覧会かを説明する必要があると思いますが、長くなるので詳しくは日展の公式HPをご覧ください。


会期は11月3日からですが前日に内覧会がありご本人と一緒に東京の六本木にある会場に行って来ました。




内覧会でしたので関係者だけの入場とあって静かな環境でゆっくり見ることが出来ました。
東京会場には入選者、無鑑査以上の作家の作品全て展示されるのでかなりの点数になり全部見終わる頃には少々疲れます。
全国から多数の応募があり審査の上、入選者が決まりその入選作品の中からさらに選考して特選作品が決定します。
日本画の他に洋画、彫刻、工芸美術、書の部門が有ります。洋画部門で以前入選された生徒さん(卒業されました)も担当していましたが今回6年ぶりに3回目の入選を果たされて先日報告のお手紙をいただきました。感無量です!


旅立ちの音 182㎝×227cm


立和名さんは昨年もチャレンジされましたがやはりそう甘い世界ではなく惜しくも選外となりました。
勿論このような大作はアートスクールの教室内では制作する事は出来ないので自宅制作で教室では下絵また途中経過の画像を見たりしながら指導・アドバイスする形で進めました。
直接画面は見ることは出来ないのでこちらも想像力を働かせていかないといけないので結構大変でした。見事入選されてご本人も大変喜んでおられましたがこちらもホっとしています。
今年から懇親会も行われるようになったので私も一緒に出席しましたが、パーティーなども出来るようになってようやくコロナも開けた実感がしました。


 

 

 

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