イラスト作業の時間の使い方について ~ポモドーロ・テクニック~
コミックイラストコースこんにちは、コミックイラストコースの榊です。
今日はイラスト作業の時間の使い方についてのお話をしたいと思います。
作業に取り掛かるまでについダラダラしてしまったり、調子が良いからと思って長時間作業し続けて体のあちこちが痛くなったり、時間の使い方って難しいですよね。
人が深く集中できる時間は意外と短くて、15分なんて聞いたことはありませんか?15分ごとに短い休憩を取ったり、15分の倍数(45分や90分)で作業を続けると、効率が上がると言われています。
実際イラストを制作する時には15分は短いかなと思うので、私は「ポモドーロ・テクニック」という時間管理のアプリを使っています。ポモドーロはイタリア語でトマト。アプリのアイコンもトマトデザインのものが多くてかわいいのです。
詳しくは専門に解説されているサイトなどにお任せして、簡単に説明すると25分の作業+5分の休憩を1ポモドーロとして、4ポモドーロ(2時間)ごとに30分の休憩を取ります。これを数回繰り返すと、集中した作業時間を増やすことが出来ます。
ポイントは1ポモドーロにすることを決めておくことと、休憩時間の過ごし方です。
1ポモドーロで上半身の線画を描いてしまおうとか、肌の色塗りを終わらせてしまおうとか、ボリュームの大きい作業も25分程度の短い時間出来るような作業に分けてしまうとやりやすくなります。
最初の内は時間より作業が早く終わってしまったり、その逆に作業が終わらなかったりと時間と作業量のバランスが合わないことも多いですが、慣れてくると上手く配分できるようになってきますので、作業の最後に見直してみましょう。短い時間でもすごく作業が進むようになってきます。もちろん25分にこだわることはなく、自分の集中しやすい時間にカスタマイズしてもOKです。
短い休憩時間はストレッチなど立ち上がって体を動かしましょう。疲れが軽い内にストレッチしておけば、その後の作業も楽になります。スマホに歩数計のような1時間に一度は歩いているかをチェックするゲームのようなアプリがあるので、あるとモチベーションアップにつながるかも。でもスマホを見るのは控えましょうね…自戒を込めて。
30分の長い休憩にはお気に入りのお茶を用意してしっかり休憩しましょう!
アートスクールでは受講生の方は、緑茶やコーヒーなどは無料なので、スクールでの休憩時間にはぜひぜひ活用してくださいね。
私はこの方法を使うようになってからは、締切前に徹夜のような無理することが減って、完成前にゆっくり見直しする時間を持てるようになりました。時間の使い方は人それぞれなので、ぜひご自身にあったものを見つけてみてください。ご参考になれば嬉しいです。
榊 典子
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