パッケージデザインの作り方・カラー選択と消費者の購買意欲を引き出す工夫

皆さん、スーパーのお菓子売り場を最後に覗いたのはいつですか?
最近急にお菓子のパッケージデザインの流行が
変化してきているのに気づかれた方おられますか?

アートスクール大阪がある
大阪梅田方面・中崎町にも
訪日外国人の皆さんが沢山行き交っておられますが、

コロナ以前の時期に比べても
最近 スーパーのお菓子売り場のパッケージデザインが
急に変化してきています。

日本語の意味がわからなくても
味を想像してしまう、ワクワク感があるような
デザインとでもいいますか。
「目で見てわかる」「味を連想できる」「華やか」
という感じです。


エビが跳ねているといえば
、
以前は某メーカーのスナック菓子が有名でしたが

他社でもエビが跳ねているパッケージが増えたように思います。
パッケージもなんとなくカラフルで華やかに。


先日買ったクッキー。

古銭モチーフの長年親しまれていたお菓子ですが、
この最新版が

フジヤマ(赤富士)、ゲイシャ、
抹茶を連想する緑との対比の
綺麗なカラーリングのカラフルなパッケージ。

「アップサイクル」というタイムリーでキャッチーなコピーや
書体がが筆文字からキリギリスまで

よくデザイナーさん
この和洋折衷の情報量をこの面積に詰め込んでまとめたな〜と
思わず唸ってしまう感じで、手に取ってしまい


裏には「京都産宇治抹茶100%」の文字で
つい日本人の私も購入してしまいました。

最近では、地方で有名なお菓子、売れそうなお菓子を見つけてきて

パッケージを作り替え、販路を広げて
訪日客のヒット商品に繋げるお仕事まであるそうです。

皆さんは最近どんなパッケージに惹かれましたか?



田村 志帆

田村 志帆
Profile

大阪芸術大学芸術学部デザイン学科卒業
JAGDA (日本グラフィックデザイナー協会)正会員
日本デコラージュ協会(JDCA)認定クラフトアドバイザー
受賞歴・コンペ優勝経験 多数

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子供の頃から物づくりが好きで、「いつか自分の力で、企業から仕事を受注したい」という夢から、現在至ります。女性では稀な、男性向けデザインも手掛ける現役デザイナーです。
「ハンドメイド作家」=「女性」ではなく、技術や知識を 知っておくと、様々な物づくりに応用ができます。ぜひ男性も気軽に参加してくださいね。

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