ゆる~い擬人化キャラクターの作り方。
イラストレーションコース前回は可愛らしいキャラクターの作り方が公開されていましたが 今回は「ゆる~い擬人化キャラクター」のメイキングをお見せしちゃいます!
今回お見せするのは、どこにでも居そうなスマホのキャラクター「スマホくん」の 描き方です。 みなさんも紙とペンをご用意してレッツチャレンジ!
仕上がりはこんな感じです。 ひとつずつご紹介するので、ゆっくり見てください。
1. 適当な角丸の長方形を描く。
これが本体です。適当ですがちゃんとスマホっぽい形です。 ちょっとくらい歪んでいても「味」です。
2. 画面のフチを描く。
はい。ちょっと内側に小さな枠を描きました。 ちょっとくらい歪んでも大丈夫です。味です。(二度言います) もはやこれだけでスマホって言えます。
3. かわいい顔を描く。
はい!目と口を描いただけでもうキャラクターになりました。 ちょっとほっぺに色を入れるとかわいさUPな予感です。(好みでどうぞ)
コツは、目と口の間隔をできるだけ近づけることです。 パーツが全部離れるとい癒し系にはなりますが、間延びしたような印象にもなります。 色々な顔を試してみるのも良いでしょう。
4. 手足を描くと動きが出せる。
どうでしょうか。手足が付くことによって動き出しそうな感じが出て来ました。 動けるキャラクターは表情も増えるので使いやすいです。
5. 要素を追加。
もう少し要素を足してみましょう。 スマホなので時計の文字盤やロック画面のパスコード入力とかも良いですね。 今回はユーザーとのやりとりを楽しめるよう、会話文を表示する雰囲気にしました。 その時の気持ちが出るのも面白いかもしれません。(おなかすいた、とか)
6. 小物を足して、キャラクターの物語性や世界観を伝えよう。
動きを出すためにも、何か小物を持たせたりすると よりキャラクターのことが伝わりやすくなります。
しっぽのように充電ケーブルを付けてみました。 尻尾の動きで感情を出しても良いですね。 充電先を考えるとその先の物語が浮かびます。
7. 影を入れると存在感が増す。
影を入れるとグッと存在感と立体感が出て「そこに居る」ようになります。 動かして見たくなりますね。(アニメーションはまたどこかの機会に)
と、いうわけで完成です! いかがでしょうか。コツさえつかめば簡単にキャラクターが生まれます。
ここから更に物語を掘り下げて、どう動かしていくか。 アートイラストコースでは様々なイラストの描き方から、 出来上がった作品からその先の展開も踏まえて指導して参ります。
他には一体どんなことをしているのかな~、と 気になった方はいつでも無料体験へお越しくださいいませ^^
ただ さとみ
- Profile
- 兵庫県出身。
芦屋芸術情報専門学校ヴィジュアルデザイン学科卒業。
デザイン事務所勤務、ファンシーメーカーの商品デザイナー、
法人の広報制作業務を経て、
イラストもDTPデザインも手がけるデザイナーとして独立。
シンプルで女性らしく親しみのあるデザインを中心に、
企業ロゴや広告・ポスターなどを多数制作。
現在は、文具雑貨デザインを中心に
キャラクター制作や広告デザイン、パッケージデザイン等幅広く活動中。 - Message
-
夢は具体的に描けば描くほど叶うものです。
後は『どのように行動するか』だけです。
どんな道も経験も、必ずあなたの糧になります。
私は絵も描きますが、デザインも大好きです。
それぞれに魅力があります。
これまでに得た知識と経験を生かし、
皆さんに寄り添いながら一緒に成長していきたいです。 - ArtWorks