『ハリーポッターと歴史の魔法展』レポート

こんにちは!マンガコースです!
今回は『ハリーポッターと魔法の歴史展』に行って参りましたのでそのレポートをお送りしたいと思います!

この展覧会はロンドンの大英図書館で開催された巡回展で、大英図書館が所有する貴重な書物や資料を紹介していただける展覧会です。ニューヨークでも開催されていて、私個人が『ハリー・ポッター』好き&魔法好きということもあり、日本に来るのを待ち望んでおりました。

展示は1章から10章に分けられていて、『ハリーポッター』でおなじみの薬草学、闇の魔術に対する防衛術、魔法生物飼育学など興味深いテーマが並んでいました。
展示内容は大英図書館の貴重な書物&『ハリー・ポッター』の原作者J.K.ローリングさんの直筆原稿とイラスト版『ハリー・ポッター』を描いたジム・ケイさんの原画などでした。

『ハリー・ポッター』の原作者J.K.ローリングさんの直筆原稿などもありましたが、私が一番気になっていたものは、「ダイアゴン横丁の入り口のスケッチ」です。
本や映画を知っている方はご存知かと思いますが、主人公ハリーが「ダイアゴン横丁」(魔法使いのショッピングストリート)に最初に入る際、壁の特別な煉瓦を魔法のつえでたたくと壁が動いて「ダイアゴン横丁」に入れる仕組みなのですが、映画を作る際にも参考になったもののようです。
これは気になっていたので実際に見ることができて良かったです!

たくさん展示されている大英図書館の書物の中には500~700年前の書物があり、温度管理などがされていて大変な貴重なものだとわかります。
一番記憶に残っているものは…なんと700年前のパピルスです!
私はパピルスを実際に見るのも初めてだったのですが…そのパピルスの中には確か(うろ覚えなので内容が違う可能性があります。大変申し訳ありませんがご了承ください。)「泥棒を見つける」、「相手の気持ちを知る」おまじないなどが書いてありました。文字を記すこと自体が少ない時代なのに、こんなに庶民的なおまじないが700年前にあって、しかもそれが残っていて驚きました。すごく親近感がわきませんか?!そしていつの時代も同じようなことで悩んでいたんだ…と思うと感慨深いです
また、魔法に関係ないのですが、昔の本ではカラーがなかったので、手塗りで一冊の本を仕上げていたそうです。中には1枚1枚がボタニカルアートのような精密な描写で描かれている本もあり…途方もない労力をかけて本が作られていることを知りました。

さらに今回特に期待していたものは実際に使われていた魔法・魔術関連の道具です。
一部印象的だったものをご紹介させていただきますね。
面白かったのは実際に使われていたらしい大鍋です。
それもいかにも「魔女の大鍋」らしく周りがボロボロでタールで塗られたような様子で、真っ黒です。いかにも薄気味悪い怪しいオーラが漂っていました。
ですが…紹介文を見てみると確か魔女が儀式をしている最中に大鍋が爆発して鍋を置いて逃げた…ということらしいです…魔法失敗したのでしょうか(笑)
実際に自分の周りでそういうことがあると怖いですが、聞いている分には面白いと思ってしまいます。

さらに引き抜くと叫び声をあげるという「マンドレイクの根」がありました。

本物が展示される…ということでどんなものか恐ろしくもありながら期待していたのですが…実際に見た印象は…イメージ通り気持ち悪い…です(笑)。
日本にも大根が人型になって発見された…的なものがありますが、それは何となくかわいい印象なんですが、さすが「マンドレイクの根」だけあって顔もあるし、気持ち悪かったです。ほか、気持ち悪い特集としては、「人魚」「河童」「龍」のミイラもありました。昔見世物になっていた…という話は知っていましたが、実際に見たのは初めてです。

気になったものはこの辺りがメインでしょうか。
個人的にはもっと魔法・魔術関連の小物など(例えば杖や箒や秤とか)をもっと見たかったな…というのが正直な気持ちではありますが、貴重な書物がたくさん見られて大変興味深かったです。
以上『ハリーポッターと歴史の魔法展』レポートでした!

正木 久美子

masaki2014
Profile
携帯サイトにてマンガ連載。
現在はフリーのマンガ家、イラストレーターとして活動中。
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