スクリーントーンの種類その②
マンガコースこんにちは!マンガコースです!
今回も前回に引き続きマンガで使用する画材、スクリーントーンについてご紹介していきたいと思いますのでよろしくお願いします。
前回はアミトーン、砂目トーン、カケアミトーン、万線(まんせん)トーン、グラデーショントーンなどの基本トーンをお伝えさせていただきましたが、今回は様々な柄などが入った種類のご紹介をしたいと思います
(引き続きあくまで個人的な種類分けですので、ご了承いただけますと幸いです。)
⑥柄トーン
服などの柄に使われるような、チェック、水玉、シマシマ、星、花、生地の模様などのトーンを柄トーンと言います。選ぶのも大変なぐらいたくさんの種類があります。
楽しくなって可愛いトーンを選ぶと、実際にはマンガに貼る場所がない…となったりするので、使う場所を決めてから選ぶ方がおすすめです。
種類は少ないですが、一枚が半分に分かれていて、大きいサイズの模様と小さいサイズの模様が組み合わせてある便利なトーンもあります。これなら絵の大きさに合わせたトーンの模様を貼れるので大変便利です。
⑦雰囲気トーン
少年誌青年誌を読まれる方にはあまりなじみがないかと思いますが、主に少女マンガで多用されます。キャラクターの心情を背景(バック)に表現するために多用される、ふわふわ、キラキラ、もやもや、どろどろ、など様々な種類があります。
部分的に一部を切り取って使用するトーンや、ベタっと一面に貼るトーンなど使い方も様々です。
⑧フキダシトーン
フキダシに使用するトーンです。
線でしっかり囲われたものもありますが、フラッシュや、雰囲気トーンのようなふんわりしたフキダシトーン(点描や花や丸で囲まれていたり…)、ポップ(雲の形など)な形のものもあります。
ふんわりしたフキダシトーンはモノローグ(心の中の声)のフキダシによく使用されます。使いたいフキダシのサイズに合ったものを探すのがちょっと手間ではありますが、とっても便利です。
⑨効果トーン
フラッシュやスピード線などの効果線のトーンをさします。
線画の場合もありますし、網点やグラデーションのトーンを削ったものもあります
もちろんトーンを使わず、ご自分で作成することもできますが、時間がかかる&大変なのでトーンを使用されている方も多いです。
こちらもフキダシのトーンと同様に、使いたいサイズにぴったりあったものがあればいいのですが、ない場合は自分で描いたり、網点などを削ったりする形になります。
今回はここまでで、次回は背景トーンやホワイトトーンなどの少し珍しめのトーンもご紹介していきたいと思います。
次回もまたよろしくお願いいたします!