耳イラストの描き方〜角度別(正面・横・後ろ)作画のコツを詳しく解説

こんにちは。アートスクール マンガコースです。

本日は、「耳の描き方とその種類」について話していこうと思います。
「耳」は、正面、横、後ろからなど、見る角度によって、見え方が異なります。
耳は他の体のパーツと比較すると小さいサイズですが、耳たぶや穴、膨らみや凹み部分があるなど個々様々で複雑な形をしています。
また、耳を描く位置は重要です。耳の形は個々様々ですが、位置耳は目尻の延長上に描くことが基本ですので意識して描きましょう。


 

 

1.角度別の耳イラストの描き方(正面・横・後)

まずはこのように見えるということを理解しておきましょう。
その上で、実は漫画でいうところの「耳」は、作家によってかなり描き方が異なります。
正面から見た場合、耳の穴はあまり見えません。

 

 

2.耳を描く時のペン入れパターン

こちらのイラストは、全て正面の場合の耳です。
ベタを入れるパターンもあれば、斜線を入れるパターン、線だけのパターンなどがあります。
正面から見た場合でも、「ベタあり」「ベタ・斜線なし」「斜線あり」それぞれでかなり印象が変わります。

リアルに描くべき場合やシンプルに描く場合、またデフォルメがかった表現で描く場合など、場面にあった描き方でバランス良く描きましょう。
さらには正面だと、以下のように描くパターンもあります。

 

 

3.正面耳別パターンの描き方

不思議な話ではありますが、顔を描く時は非常にデッサン力が大事になりますが、意外にも耳の形や耳の中まで気にする人はあまりいません。 そういうこともあってか、何が王道の描き方なのかがほとんど決まっていません。
なので大事なのは、皆さんの「絵柄に馴染む耳」を、見つけることだと思います。

これは耳だけではなく、目や口などほかの身体のパーツ部分にも言えることですが、漫画家やイラストレーターが制作しているイラストを参考にして、自身の描くキャラクターのテイストにあうように作画するのも良い方法だと思います。

「耳」だけ描き込み過ぎて目立ってしまう、または「耳」だけ描き込みが少ないなど、そういったことはないように、全体を見てバランス良く描くとよいでしょう。

 

 

 

 

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