絵本コース タカハシタダシ先生の個展レポート!

こんにちは、絵本コースの右近です。
いよいよ夏本番で暑い日が続きますが、みなさんいかがお過ごしでしょうか。

今回のブログは7/9〜13までARTHOUSEさんで開催されていましたタカハシタダシ先生の個展『フタローブルーのよる』の様子をご紹介させていただきます。

タカハシタダシ先生のプロフィールはこちら→

タカハシ先生は、アートスクールオンライン『クリイエ』の絵本の先生です。

なんと、今回が初個展だと伺いました!

①

展示会場に到着して感じた印象は、なんと言っても作品点数の多いこと!
展示壁面が全面埋まるぐらいのボリュームで、とっても充実していました。
そして展示の随所にタカハシ先生の遊び心が感じられる小さな仕掛けがあり、子供も大人も楽しめる構成となっていました。

② ↑真ん中の作品は家の扉が開閉式になっており、中にはフクロウさんが・・・!

③ ↑小さいフクロウさんがチケットを無くしてしまったようです。どこにあるかわかりますか?

④

今回の個展は、絵本の原画と、物語のついた絵画を中心に構成されていると言うことで、作品の一つ一つにストーリーが添えられていました。
物語と絵画を行き来しながら展示を眺めると、なんだか鑑賞者もタカハシ先生の作品に参加している様な気がしてきます。

④

こちらの壁面は『まんまるさま』と言う絵本の原画が展示されていました。
もぐらのモーリーがまんまるな球体をみつけ、仲間の待つ巣に持って帰ると、急にまんまるが光だしみんな大騒ぎ・・・と話が進んでいきます。
まんまるが光ったおかげで真っ暗な巣の中にビスケットがあることが判明したり、ヘビを追い払ってくれたりと、まるで神様みたいな『まんまるさま』。
意外な結末が待っているのですが、そこがとってもユニークで愛らしい絵本です。

⑤

よく見ると、もぐらのおじいさんが爪楊枝を杖代わりにしていたり、ペットボトルのキャップを帽子がわりにしていたりと、日用品が小道具として出てきます。
タカハシ先生いわく、日常にあるモチーフを忍ばせて鑑賞者がクスッと笑えて楽しめる工夫をしているとのこと。
身近なモチーフが出てくると、なんだか親近感がわいて嬉しくなりますね。

展示に来られた方が最大限楽しめる様にと様々な工夫をされていたタカハシ先生。
私以外に来られていた方もみんな笑顔で、それぞれとても充実した時間が過ごせたのではないかと思います。
今後のご活躍も楽しみにしています!


タカハシタダシ『フタローブルーのよる』
2021.7.9(金)-7.13(火)
会場:ART HOUSE
https://art-house.info/gallery/20210709takahashitadashi/

右近 あかね

右近
Profile

‘14 京都精華大学大学院修士課程版画専行修了
展示・イベント参加 (抜粋)
’12 KYOTOクリエイターズUNIQUE×プレミアムショップinZUURICH(京都ロフト/京都)
’13 Young Artist Marche ~ゆく年サンセット / くる年サンライズ~(阪急うめ/大阪)
’13 みやこみやげ(三越銀座/東京)
’15ココンマーケット(COCON KARASUMAビル1F/京都)
’16 個展 ブルーシートの丘の上(ギャラリーモーニング/京都)
’17 企画グループ展 版画旅行9 (ギャラリーモーニング/京都)
’19 個展 トワイライト・シーン(ギャラリーモーニング/京都)

Message

イラストレーションは描き終わったところからが始まりで、絵本、雑貨、広告と次の展開を考えることも新たな楽しみに繋がります。 みなさんが色んなことに楽しくチャレンジ出来るよう、サポートをしていきたいなと考えています。

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