絵本づくりをする受講生は、 こんな方々です。
絵本と表現コース「絵本と表現コース」の受講生は老若男女さまざまです。
未成年からシニアの方まで、やはり女性が多いですが、男性もいらっしゃいます。もちろん生活スタイルもバラバラです。Wスクール、働きながら、主婦をしながら、転職の活動中や出産までの期間を利用して、子育てが一段落して、退職後に等々。そして、絵本づくりの目的も色々です。セカンドライフの充実やお孫さんやお子さん、ご家族へのプレザント、コンペに応募しプロを目指す方、作家活動をしながら、仕事の幅を広げキャリアアップのため、絵本を通じて伝えたい事のある方などです。
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具体的には、こんな方がいらっしゃいます。
◆小学校の校長先生を退職後に、一から絵本づくりを始められた方。子どもたちに平和の大切さを語り続けた方の遺志をくみ、つなぐことがご自分の役目と思い、その方を主人公にした絵本を作成されました。「絵本と表現」コースにて絵本の構成を考え、「デッサン基礎科」と「美術・アトリ絵科」にて振替受講をし、形を整え日本画の技法で絵本を自費出版されました。
https://www.art-school.co.jp/info/success/20994/
◆作家活動のため、自主制作した絵本を自分の活動で得たネットワークの実店舗にて委託販売。同時にLINEスタンプや作品をネットショップで展開されています。
https://www.art-school.co.jp/blog/picturebook/7931/
また、HPでは受講生を紹介するインタビュー記事もありますので、ぜひリンク先の記事もお読みください。
◆「将来は、公募に応募出来るような作品をつくり、ゆくゆくはプロとして作家としての仕事を目標としたい」と、アートスクールに入校し、家事と子育てのあい間の時間が制作時間の方。在籍し4年目に、4冊目のオリジナル絵本(お子様たちの生活の中からヒントをもらい、初めてアクリル絵の具に挑戦し、そのおもしろさにはまり制作)でコンペ入選。インタビュー後も、毎年1冊のペースでオリジナル絵本を制作し、現在では別のコンペでも入賞を重ねられています。
https://www.art-school.co.jp/info/artist/9817/
◆「正社員のままだと絵本を作れない!」と感じていたので、思い切ってアルバイトに転職し「絵本制作に重点を置いた生活にしよう」と、アートスクールに入校した方。高校生の頃から絵本に興味を持ち、大学ではプロダクトデザインを学び、就職し正社員になるが、絵本を作りたいっていう気持ちはずっとあり、作り続けてコンペに入賞されました。
https://www.art-school.co.jp/info/artist/12098/
◆お父様から「10年間、時間をあげよう。20代の10年間でデビューできなかったら、才能が無いから諦めろ」と言われてきたので、絵本が出版でき、とりあえずは「認める」と言ってもらえました。と、うれしいお話しを聞かせてくれた方。専門学校でイラストを学んだ後、アートスクールのデッサンコースに在籍し、「絵本と表現」コースに転科。一般のユーザーとしてタオルメーカーに送った、商品への1通のファンレターをきっかけに、縁はつながりクラウドファンディングで、初めての絵本は完成し商業出版されました。HPやインスタで作品発表しイラストレーターとしても活動している。
https://www.art-school.co.jp/info/artist/17813/
◆「絵を描くことが好きだったので、いつか基礎から学んでみたいと思っていました」と、アートスクールに入校した方。お子様が小学生の時にもらってきた「図書室のボランティア募集」のお手紙をきっかけに、小学校の図書室に時々お手伝いが経験となり、ご自身の子供時代とおなじ「すえっこ」を主人公に、「おさがり」をテーマに作った初めてのオリジナル絵本がコンペで最優秀賞を受賞し、東京で受賞者展に参加。インスタで作品発表している。
https://www.art-school.co.jp/info/artist/20912/
以上、受講生インタビューでは結果の出た方々にお願いしていますが、絵本づくりは結果を出すことだけが目的ではありません。 ご家族やご自分のため、絵本が好きでただ作りたいから作り、楽しみのために制作することも大切です。楽しんで制作された物は楽しさがちゃんと伝わります。
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こんなふうに教室では、世代も環境も違う方々が、それぞれの目的で通っていらっしゃいます。
「絵本と表現」コースでは、それぞれの目的に合わせた絵本づくりのお手伝いをいたしますので、どうぞ安心して受講してくださいね。
絵本と表現コース講師/中田弘司
中田 弘司