最近まで、版画コースは公募展への出品にむけた作品制作で連日にぎわっておりました。

今回応募されるのはベルギーのシントニクラースで行われるミニプリントと蔵書表の公募展です。国内にも版画の公募展はいくつかありますが、世界に目を向けると、版画はたくさんの国際公募展があります。様々な国の公募に応募するのは作品の評価を問うだけではなく、色々なことがわかって純粋に楽しいものです。例えば、蔵書表はヨーロッパの文化ですので、日本ではあまり馴染みがありませんよね。各国における版画の意味や楽しむ文化、版画に対する感性も異なりますので、国際公募展への応募自体が知的好奇心を刺激しますね。

版画コースでは様々な目的をお持ちの方々にお申し込みいただいております。すこしだけ嗜んでみたいという方ももちろん歓迎しております。公募展などの情報も随時、講師より提供しておりますので、良い作品ができたらぜひぜひチャレンジしてみてください。

版画コース講師　児玉