亥年⇒牡丹鍋のイメージで木版画を使って年賀状を摺りました!
版画コース版画コース木版画講師の平田です。
2019年となりましたが、お正月気分は抜けましたか?
亥年の今年、どんな年賀状をつくりましたか?
イノシシ…私はこの干支を絵にするのがとても苦手で四苦八苦しておりました。
お祝い事なので、赤色とか使いたいのですが、茶色の動物、形もおおよそ決まっている…干支を知らない国の人にも送るので、どうしたもんかと悩んでいました。
そして思い出してしまったのです…牡丹鍋の存在を!
もう干支とか年賀状とか関係なさそうですが、もうこれが私の中の亥年のイメージ!(笑)と決めつけ、木版画でつくりました。
以前ブログで紹介した【彫りすすみ】で制作しました。
※詳しくはこちらのブログで→https://www.art-school.co.jp/blog/printmaking/1783/
まずは1版目を擦り終えたところ。
どんどん摺っては、版を彫ってを繰り返します。
ちょっとずつお肉らしくなってきました〜
ここまでで、3回摺り重ねています。
なんとか牡丹肉らしく見えてきました。。。汗
6回摺り重ねて大体お肉の版は完了です。
あとは文字の版を摺ります。
文字は彫る時に反転してるので不思議な感じ…
細かい文字でも手前の切出刀と奥の細〜〜い丸刀があれば、木版でも小さなアルファベットはなんとか彫れます!
さてさて、出来上がり。。。
今年もお肉を食べて健康に、という願いを込めて(笑)
2019年、みなさまにとって意(亥)のままに自由に制作に励まれる一年になりますように。
版画コース 平田
平田 彩乃
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