春の公募展へ向けてラストスパート!受講生の制作風景をお届けします
版画コースこんにちは!版画コース講師の山内です。
すっかり暖かくなり、桜の季節になりましたね。
版画コースの面々は春の公募展のラストスパート中です。
今月のブログでは、そんな熱心な生徒さんたちの様子をザザッとご紹介します!
レースが好きな女性必見!
大村さん作品のこの背景のレース模様、実は手で描いていません…!
銅版で使うグランド:銅版の上に塗る防蝕剤、「ソフトグランド」を使用しています。
基本的には、この藤江さんの作品のように「鉛筆のような線」を描けるグランドです。
応用編として、レースのような凹凸のある物体を写し取ることができるのです。
葉っぱの葉脈なんかも写し取れますよ~!
↑あれっ?なんだか見覚えのある顔……
これは生徒さんが描いた、美術科の藤原講師です!
私や平田講師も時々練習台になっています。
この絵の作者は、現在、主にニューヨークで展示中の堀口さん。
堀口さんは、「切手のキ」という、切手についてひたすら語っている自費出版本を姉妹で出しました!お姉さんの文章に、堀口さんが挿絵を描いています。最初のお話は「妹の首に縄をかけて売りに行く、ウサギのルーク」の切手について……、お手紙にこんな切手が貼られていたら、意味深すぎてドキドキしてしまいますね!
入学したばかりの人については6月のブログで詳しく取り上げようと思っていますが、今月でも少しご紹介!
こちらの生徒さんは、入学して3ヶ月ですが、スペインの公募展に向けて制作中です~!
公募展にどんどん出していきたいという事だったので、公募展を軸に授業を組んでいます。
描きたい絵・したい事が決まっている方は、こんな風に決まった
カリキュラム:こちらで用意した絵を使い、一つずつ技法を習得していく授業。
全ての技法を一通り学んでから自分の絵を決めていきたい方向けをせずに、
個性に合わせた指導を受ける事も可能です。
自由度が高いコースなので、一緒に相談しながら方針を決めていきましょう!
他コースの方も、事務局の方で予約していただいて受講できます。
一回ハマると抜け出せなくなると恐れられている版画沼へ、いつでもお越しください☆ o(^o^)/
版画コース講師
山内あすな
山内 あすな
- Profile
-
‘14 京都精華大学大学院修士課程版画専攻修了
17th International Graphic Art Triennial Frechen (フレッヒェン/ドイツ)
‘15 東京国際ミニプリント・トリエンナーレ (多摩美術大学美術館)
‘16 Mini Print International of Cadaques (カダケス / スペイン)
‘17 Miniestampa TGB-eMe (メキシコシティ/メキシコ)入賞
- Message
-
版画の良いところはたくさんありますが、
私が気に入っているのは、作品サイズが大きくなっても軽く、
海外に簡単に送れるところです。
版画は学べば学ぶほど面白くなる技法です。
一緒に学んでいきましょう。 - ArtWorks
版画コースのコース紹介はこちらから
版画コースのコース料金はこちらから(美術科の下に表記有りです。)
版画コースpresents 銅版画・木版画ワークショップへのご参加もお待ちしております。
詳細は以下のバナーより