制作をご紹介します♪
版画コースこんにちは! 版画コースの山内です。 このブログを書いている現在は綺麗な新緑の季節♪ 皆さまいかがお過ごしでしょうか?
私は絶賛制作中です! と言うわけで、今月のブログでは私の制作をご紹介したいと思います!
◎銅版画の制作中… ↑一度腐蝕させた版を、部分的に「液体グランド」で塗ります。
こうする事で線の太さに段階が付けられるのです! 塗ったところは細い線、塗らなかったところは太い線になるんですね! 簡単&ペンで意図的に太くするのとは違った風になるので面白い!
↑版のアップ!!
この茶色く見える所が溝になっているのが見えるでしょうか? ここにインクが入り込みます!
そして制作の合間にこんな事も…。
◎フィギュアの彩色 以前、私が作った3Dデータを、友人が3Dプリンターで作ってくれました! 今回はそのフィギュアに彩色!
突然ですが! 「大胆!?色塗り術!」
使う物 ・筆0号×1本(凄く細い) ・2号~適当な筆×1本(適した太さの物) ・家にあるアクリルとか不透明水彩とか(私が使ったのはデザイナーズカラーです!) ・ニス(無ければ透明マニキュア)
察しの良い方はお気づきだと思います。 「山内先生、材料揃えるのが面倒だったのでは…?」 大正解!家にある物でやっちゃいました(^^♪
塗りは美術をしている方なら簡単です!
1つだけポイントは、一度ニスでコーティングしてから顔を描く事! そうすれば失敗しても消してやり直せます☆ 顔は0号の筆で描くと良いですよ!
版画コースの生徒さんも徐々に復帰を始めています(^^)/ 「お休み中にこんな事をしていました!」と成果を見せてくださる生徒さんばかり! みんな素晴らしい~~! 8月のブログではそれをご紹介できたら良いなと思っています!
版画コース講師
山内あすな
山内 あすな
- Profile
- ‘14 京都精華大学大学院修士課程版画専攻修了
17th International Graphic Art Triennial Frechen (フレッヒェン/ドイツ)
‘15 東京国際ミニプリント・トリエンナーレ (多摩美術大学美術館)
‘16 Mini Print International of Cadaques (カダケス / スペイン)
‘17 Miniestampa TGB-eMe (メキシコシティ/メキシコ)入賞 - Message
- 版画の良いところはたくさんありますが、
私が気に入っているのは、作品サイズが大きくなっても軽く、
海外に簡単に送れるところです。
版画は学べば学ぶほど面白くなる技法です。
一緒に学んでいきましょう。 - ArtWorks