作品・三変化!これって同じ版!?
版画コースこんにちは!
版画コース講師の山内です。
皆様はどんな本を読みますか?
私は最近、版画史の本を数冊、再読・再勉強中です。
版画の制作を始めて13年近くの今、改めて勉強すると色んな事が理解できて面白いです。
同じ事を勉強しても、勉強する時期によって頭に入ってくるものも変わって、たくさん驚きがありますね。
と、いうわけで今月のブログテーマは「作品・三変化!これって同じ版!?」です!
生徒の皆様へ色んな刷り方があることを説明しました。
山内、実演するの巻…!
ローラーをゴロゴロ。
版にインクを載せました。
ジャジャーン!生徒の宇枝さん、作品をローラーで刷ってみました!
☆今回の刷りポイント☆
銅版画というものは、凹凸の凹にインクを詰めて刷るのが基本なのです。
(ここらへんはオンラインの版画授業で詳しく説明する講座があります!こういう妙な?知識を手に入れたい方はどうぞ~)
↑凹版を説明用にザックリ描いてみました。赤いインクちゃんが凹に入っています。
↑銅版画を、「凸部分にインクを載せて刷る」のが今回の刷り実演なのでした。
↑凹凸・応用編!
凹にシルバーのインクを詰めた後、凸にローラーでインクを載せました!
印象が違いますね~。
↑ニヤリさんの作品は、線が繊細すぎて潰れてしまいました~(@_@)
要・研究&要・リベンジです~~!
こんな感じで版画コースは通学でもオンラインでも教えています!
オンライン授業は主に私・山内と平田先生が担当していますよ(^^♪
版画コース講師
山内 あすな
- Profile
- ‘14 京都精華大学大学院修士課程版画専攻修了
17th International Graphic Art Triennial Frechen (フレッヒェン/ドイツ)
‘15 東京国際ミニプリント・トリエンナーレ (多摩美術大学美術館)
‘16 Mini Print International of Cadaques (カダケス / スペイン)
‘17 Miniestampa TGB-eMe (メキシコシティ/メキシコ)入賞 - Message
- 版画の良いところはたくさんありますが、
私が気に入っているのは、作品サイズが大きくなっても軽く、
海外に簡単に送れるところです。
版画は学べば学ぶほど面白くなる技法です。
一緒に学んでいきましょう。 - ArtWorks