知人との再会

先日は久しぶりに知人の個展に出かけましたが、偉い先生方にお会いして、すごく疲れてしまいました。

今日の京都は大雨で大変だったのですが、パリからやってきたフォトグラファーで画廊主の知人が京都に来ているというので、久しぶりに木屋町で食事をしてきました。
コロナ禍の中、不謹慎ではないか?と思いつつ入店したのですが、店に訪れる客もなく二人でゆっくりした時を過ごせました。

現在パリは変異コロナが猛威をふるい、別居している彼の長男も感染してしまったそうです。
知人はヨーロッパ版「VOGUE」や「GQ」などのファッション雑誌の表紙を飾る写真を撮っているのですが、彼ほどの有名な写真家でもコロナ禍で、撮影の中止や延期で大変らしいです。
とは言え自分の趣味や感性を磨くため?時間が許す限り、寺院や美術館、古美術やギャラリーなどを見て廻っているようです。
別れ際に「こんな天気だし、今日はどこにも出かけられませんね。」というと「帰って国会中継のビデオを見ます。」と言って帰りました。
アーティストにとって、社会状況を把握しておくことは必須条件ですよね。
私のように政治、経済に興味の薄い者にとっては身につまされる思いです。

帰りに財布を拾ったのですが、交番に届けると「要らぬ仕事を増やしやがって。」と言わんばかりのふてくされた態度での対応でした。
いい気分になっていたのに・・・。

今回は使っていないのですが、私もこの歳になって再び新しいレンズを入手して写真を撮り始めました。
もちろん彼の足元にも及びませんが、「老後の趣味」といったところでしょうか?
最近、ソール・ライターが注目されていますが、いろんな意味で「ヴィヴィアン・マイヤー」という写真家に興味を持っているところです。
彼女の人生は非常に興味深いものがあります。

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谷山 文衛

谷山 文衛
Profile
‘10 佐伯俊男展に参加(DA-END/PARIS)
‘11 「日本のイメージの多様性」展(USA)
‘12 V Biennale Internazionale Mail Art2012(ITALIA)
‘13 International Mail Art Exhibition at the Akademie der Kunst.Berlin(GERMANY)
‘13 第4回 NBCシルクスクリーン国際版画ビエンナーレ展(美術家連盟画廊/東京他)
‘15 日米美術交流展(金沢湯涌創造の森/石川)
美学出版刊行『戦後関西版画史』の「関西の版画工房」を執筆
大阪芸術大学、京都造形芸術大学元非常勤講師
宝塚造形芸術大学元特別講師
刷り師として国内外有名作家の版画制作に携わる。
Message
ストレスの溜まる現代社会で、
ひとときの精神の解放を共有したいと思っています。
ArtWorks

 

 

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