版画コース第2回グループ展「Hotch Potch版画展」開催レポート
版画コースこんにちは!
版画コース講師の山内です。
今回は8/15-8/20に開催されていた、
版画コースの第2回グループ展の様子を紹介しようかと思います。
最初に。
観に来てくださった方、作品を買ってくださった方、お花やお菓子をくださった方、皆様ありがとうございました!会期は約一週間でしたが、毎日多くの方が足を運んでくださり、作品もたくさん売れ、盛況の内に終わりました。盛り上げてくださった皆様に感謝です。そして、今展の売り上げMVPは味埜与志子さんと藤江千恵さんでした!
(2人は今展の幹事をしてくれていたので、良い事が返ってきましたね!)
場所はyアートギャラリーさん。
アートスクールから徒歩5分の距離にあり、版画作品の企画展示もたくさんしているギャラリーさんです!
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みんなでワイワイと作品について話しています。
額やマット(作品とガラスorアクリルの間に挟む窓付きの板)はそれぞれが考えて決めました。額の色、マットの色を何色にするか。それだけで作品の見え方がガラッと変わってきますので、すご~く悩みます!しかし、邪魔にならず、それでいて魅力を発揮できる額装には、大体のルールがあります。例えば、マットの枠外は上下左右全てを同じ幅にするだとか、マットの色は紙の色に合わせるだとか。それだけでスッキリ見えます。
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紙とマットが同じ色なので、
四角に囚われない堀口さんの作品に広がりを感じさせてくれています!
が!これらの作品のように、違う色にした方が引き立ててくれることも。
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大村さんも作品が1点売れました!
オシャレだと、お家に飾りたくなりますね。
そして平田先生の額装のように、マットを入れない例も!
マットを入れないことで、木版で刷った黒が美しく見えます。
裏方の部分ですが、今後美術館に行く際にはどんな額装なのか注目してみてください。
年季が入っている木製の物から、アクリルボックスで囲った近代的な物まで。
どうしてその額装なのか、考察を始めると美術館が更に面白くなるかもしれません…!
版画コース講師
山内あすな
山内 あすな
- Profile
- ‘13 ドイツ Kunsthochschule Kassel
交換留学
‘14 京都精華大学大学院修士課程版画専攻 修了
17th International Graphic Art
Triennial Frechen (フレッヒェン/ドイツ)
‘15 東京国際ミニプリント・
トリエンナーレ(多摩美術大学美術館) - Message
- 版画の良いところはたくさんありますが、私が気に入っているのは同じ作品をたくさん作れるところと、
作品サイズが大きく なっても一作品の重さが軽いところです。
日本国内に留まらず、海外にも簡単に送る事ができるので、海を越えて展示をする事もできますよ。
ちょっとしたプレゼントとして、人にあげる事もできます。
版画は、学べば学ぶほど面白くなってくる技法です。
一緒に学んでいきましょう。 - ArtWorks
山内講師が在籍している版画コースのコース紹介はこちらです。