今回はアートイラストコース T.K さんのデジタルイラストの紹介です。
ウミガメがカラフルな熱帯魚たちとなにか相談しているところですね。それとも道を尋ねているところでしょうか？表情がかわいいですね！
T.K さんはひらめいたものを感覚的にどんどんとイメージにしていくことができます。この水中のイラストもフォトショップで短時間に描きあげたものです。とはいえ、セロハンを重ねたような透明感や光の効果、水中の奥行きなど、しっかり考え構成されています。

下は光のオーバーレイの効果です。左がオーバーレイのレイヤーがない状態。右がレイヤーがある状態です。このレイヤーが背景の明度を上げ、セロハンのような透明感を演出していますね。

光の演出によってウミガメにも光の効果が必要になります。下の画像の上の部分がウミガメの表情に光と陰の効果がない状態。下の部分が、それに光と陰の効果のレイヤーを加えた状態です。
光と陰のレイヤーをはさむだけでウミガメの表情が豊かになっています。T.K さんが光の効果や空間性を大事にされているのがわかります。