短期間で劇的変化!〜 基礎デッサン・オンライン講座

 

1.基礎デッサンで、作品は激変できる!

アートスクールオンライン講座「基礎デッサン・総合コース」のレッスンは、デッサンを熟知した講師たちが、成長の過程を熟慮した上で、 選んだモチーフのカリキュラムになっております。
デッサンは絵画・イラストにおいて「描く力」と「観察力」が身に付く技法であり、描く基礎力を身に着ける方法です。
初心者から経験者の方まで、実感を得ながら成長することが可能です。個々のレベルに応じて丁寧に詳しく添削・解説させていただいております。

もちろん、受講生様のご要望に沿った内容の制作物を途中に入れていくことも可能です。
講師にとって、受講生様の成長の実感が何よりの願いですので、就職の課題、進行中のお仕事・コンペに向けてのスケジュールなど、精一杯、尽力させて頂きたく思います。

ここからは、受講生様にもご協力を頂き、いくつかの課題をピックアップします。
今回のテーマは「光りもの」です。 (ちょっぴり響きが、お寿司みたいですね)

 

2.「Q,「透明なグラスはどう描くの?」

素晴らしい質問だと思います。疑問ですよね。
そこで下にポイントを記したいと思います。

[ Point 1]  ガラスの厚みはどれくらい?

grass_drawing

このグラスは厚めのものです。
厚いグラスはうっすらとくもり、水色がかることがあります。そして、指で挟んだ時にしっかりとしています。
グラスの光の当たる部分は、かなり明るく色を抜くこともありますが、このデッサンに関しては、ベースのB系の質を残したうえに、H系で細かに書き込みをして います。そのことによって、厚み特有の色を表現します。
また、上部の楕円のキワ。
ここの厚みで、自然と、全体の厚みを想像させることができるので、ポイントになります。乱反射した光のコントラスト、そしてグラスの重さを意識しながら描いてみましょう。

描き込みは、私たちにとって一番手前になる部分を強調し、回り込む部分との強弱をつけると、立体感につながります。

[ Point 2]  影は、形体を表す

grass_drawing

このグラスの影を見ていただくと、花弁のような独特の形をしています。
この影はグラスの底の部分に、切り込みがあることを想像させてくれます。

最初のグラスは円柱型で、影も円柱に近い形になりました。光の当たり方にもよりますが、影は、「形体を表す」これはどのデッサンにも言えることだと思います。
だからこそ、影の観察と描き込みで、形体を表現することができます。

回り込みの表現をするために、輪郭線はなるべく薄く、線というよりは、面でグラスを捉えてみましょう。
影が強い部分に、強弱を意識しながら、H系で細く影を重ねるように入れることで、さらに立体感が増します。この時、このグラスの基本的な形体(円柱から球体になっていくような本体と円柱の高台)の立体感も同時に表現していきましょう。
映り込みだけを追ってしまうと、明暗の印象が合わなくなるので、練り消しやさっ筆で調整してみてください。
デジタルデッサンであれば、練り消しの不透明度を下げて調整をしてみましょう。

[ Point 3]  影は1色ではない。

Ladle_drawing

こちらは、同じ「光もの」でも金属になります。
こちらのスプーンの柄の下の影を見ていただく と、接地面に近い影は、強く、柄の湾曲している部分は台との距離があるため、うっすらと弱い印象になります。影だけで、距離感も表現することができます。
そして、こういった強弱を描くこ とで、立体感が生まれていきます。

手前の立ち上がりの質は大きく二つ。
実態のない影はH系でグラデーションと重なる形をとらえてみてください。接地面には、強く細い黒さを入れて、そこから立ち上がるスプーンのつぼ(スプーンのすくう部分の名称です)の側面にはっきりとした反射光を入れ、キワをしっかりと書き込んでいくことで、光が生まれます。

共通Point

「光もの」に共通するのは、

  • ●ハイコントラストで、映り込みを丁寧におい描く。
  • ●映り込みに惑わされず、面でとらえる。
  • ●基本形体としての光・影・反射光をしっかりとおさえる。
  • ●ものと台の接地面・立ち上がりをはっきりと描き分ける。

 

すると、デッサンは激変。
見違えます。

 

3.転職・就職に活かせるデッサン力をオンライン講座で習得

基礎デッサン総合コースを全て修了された受講生様には、アートスクール大阪公認基礎デッサン総合コース修了書を発行いたします。
皆様の努力を修了書という形にすることで、就職や転職の際に、お役に立てれば幸いです。
掲載作品は、

「基礎デッサン・総合コース」
「デッサン&転職ポートフォリオ」

上記2つの講座でご指導させていただきながら、受講生様と一緒に描いた作品になります。

 

ご用意いただく画材
  • ●鉛筆(2H、H、F、HB、B、2B、3B 計7本程度推奨)
  • ●練消しゴム
  • ●カッターナイフ 画用紙又はスケッチブック、画板(カルトン)、クロッキー帖
  • ●デジタルデッサンの場合、PC・タブレットと携帯、携帯を固定するアーム(可能であれば)

をご用意ください。

受講生様の手元をお持ちの携帯やタブレット・WEBカメラ等で映して頂き、私の手元も同時に映します。
そして、最初は、ポイントを実際に描きながらお伝えしていきますので、
「わからないこと が、今わかる」
そんな講座になっております。

無料体験授業もございます。お申し込みお待ちしております。
 一緒にデッサンの深く、楽しい世界へ挑戦してみませんか? 
https://www.art-school.co.jp/creie/trial/

◆講座の参考に、こちらもぜひご覧ください。

受講生ブログ(約8ヶ月間での驚異的な成長)
https://www.art-school.co.jp/creie/blog/student/7699/

講座動画・受講生様作品(デジタルデッサン完成までの映像)
https://youtu.be/SxXEQzc9Ui0

◆講師メッセージ

講座では、実際に講師も描きながら、または描いていただいている画面をみながら、きめ細かにご指導させて頂きますので、1時間の中でも変化を実感して頂ける内容になっております。
ご経験に合わせて、お一人お一人に最適なご指導方法をご提案させていただいております。
皆様にデッサンの楽しさをお伝えできること。
そして、皆様の夢や目標に一歩でも近づくお手伝いをさせて頂けることが講師としての最大の喜びです。

アートスクール大阪 オンラインデッサン講師 Hiromi


『アートスクール大阪オンライン講座 デッサンコース』で上達するデッサン

長年、アート・美術教室を運営している「アートスクール大阪」が運営する「アートスクール大阪オンライン講座」の中でも人気のデッサンコース。
講師はアートスクールオンライン講座の人気講師:Hiromi講師が指導いたします。
実際の絵画・デッサン教室通い、対面授業受講と同様の充実したレッスン内容とカリキュラム!画力の成長を実感していただくことができます。

 

今春4月開講!『芸美大受験サポート講座』

「遠方で通えない」「部活動や塾があり通う時間がない」というお声を多くいただいておりましたので、今春4月よりアートスクールオンライン講座に「芸美大受験サポートコース」を開講いたしました。

「芸美大受験サポートコース」はHiromi講師をはじめ、東京藝術大学大学院卒業・在籍中の講師を中心に、デッサン・芸美大受験指導に長けた講師陣が多数在籍。
受講生様の志望校・選考に合わせた受験対策(デッサン・石膏・デザイン…)と充実したカリキュラム・実力派講師陣の授業を、ご自宅で受講することができます。
動画視聴とは違う、リアルタイムレッスンをオンラインで、ぜひご体感ください。

 

Hiromi

Hiromi
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東京芸術大学 大学院修士課程 美術研究科 デザイン専攻 修了
ロンドン芸術大学 大学院修士課程 テキスタイルデザイン専攻 修了
文化庁新進芸術家海外研修制度 研修員

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デッサンは、新たな自分を発見することができる体験です。
表現することの喜びや、自分を掘り下げていくことで感じる解放感。
そんな体験を共有させて頂ければ幸いです。
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