ユースフルなiPad

医療現場、プロスポーツの試合、生徒のオンライン授業とiPadの活用方法は多岐に渡ります。
日常生活、趣味、ビジネスをはじめ、特にクリエイティブな活用には欠かせないipad。
その中でもデッサンの勉強に役立つストレスフリーなアプリと活用方法を簡単なご紹介します。

アプリ<Procreate>
紙に描く前は構図をとるのに一苦労。色んなパターンを試してみたい時にどうぞ。

①自由自在の構図
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モチーフごとレイヤーで分けておけば、サイズも位置もそれぞれ自由に動かし放題。
アタリを取るのにも役立ちます。 

濃く塗りすぎた!消しゴムで消さないと・・・という苦労はスライド動かせばOK。

②不透明度で自由な濃さに
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塗りの部分をレイヤーで分けておけば、一部分だけ不透明度のスライダーで薄くしたり、濃くしたり。丁度いいバランスを見つけるのに便利。

形が取りにくい、どう描き始めて良いかわからない時は、一旦写真を取り込んでトレースしてみる。

③写真の取り込み、トレース
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iPadでもスマホでも写真を撮ったらprocreateで取り込み、不透明度を薄くする。その上から一度トレースをして形を覚えたり、練習したり。
表示を消したら写真は見えなくなるので、完成デッサンと写真を両方同時に表示、比較することも可能。

描いた順番を記憶しておきたい

④タイムラプス機能で録画可能
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どうやって描いてたっけと思い出す時、描いているところをブログやSNSにあげたい、という時に便利なタイムラプス。後で編集すればYouTubeでも使える。

その他にもとっても役立つ機能があるiPad。
紙のような描き心地に出来る保護フィルムを使用すれば、Pencilの滑りもなく、本当にスケッチしている感覚で描けます。

 

しらさわ麻代

Profile
京都市立芸術大学 美術学部 構想設計卒業後、
大手通信販売会社にて商品企画担当。
退社後フリーで商品のイラスト・デザイン等に
関わりながら、外資系医療資材関連の会社で
カタログ、販促物、web などの制作担当として勤務中。

Message
新しい物を企画すること、作ること、
そして売り出すためのプロモーションをすること。
材料からかき集め、商品として形にするまでの
一連の流れが面白いです。
色んな物を生み出す源は、
たった1本の鉛筆で絵を描くことから始まりました。
手が動く限り、ずっと絵を描き続け生きていたいです。
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