アクリル水彩で体験する油彩技法
講師: 執行浩暉
- 美術 絵画
- 油彩
- アクリル水彩
- 初心者入門
- 絵画
講座概要
油絵画材は非常に価格が高く揃えるのにも一苦労です。私も最初に買った時はその価格にびっくりしたものです。しかし、初めて描いたときの油絵の凄さにもびっくりしました。そこで今回はアクリル水彩を代用することによって価格を抑え、ハードルを下げながら、より多くの人が油絵に近づけるような講座を開設しました。この講座を通じて油絵を体験する機会、または油絵をする前の準備になればいいなと思います。
料金
マンツーマン授業 60分 回数券2枚
この講座は
こんな方におススメ
- 油彩に興味のある方
- 費用的に油絵道具を買うことが困難な方
- アクリル水彩でリアルな作品を描きたい方
この講座のポイント
POINT 1
費用を抑えて油彩技法を体験、学ぶことができる
油絵を始めようにも費用の壁が立ちはだかってしまいます。しっかりしたものを揃えようとなると用意する画材は他のものと比べて多く、かつ一つ一つが高価で最小限で揃えたとしても1万円弱はかかってしまいます。そこで当講座ではアクリル水彩を使うことによって費用面を抑え、準備などもよりストレスフリーにした上で油絵を間接的に体験できる方法をご紹介しています。
POINT 2
油絵を1から学べる
当講座ではアクリル水彩を使用しながら、油絵の用法を1から説明しレクチャーします。支持体、下地、塗装、保護層と油絵を構成するものは複数に分解でき、そのほかにも画材や描き方にも様々な種類があります。費用というハードルを下げた上でそれらを学べるのが当講座になります。
POINT 3
オールドマスターの模写をすることができる
当講座ではオールドマスターの絵画の模写を行うことができます。リアルのモチーフを描くことも力をつけるには大事ですが、偉大な画家たちのテクニックから学べることも非常に多いと考えます。授業では実際に模写をしながらそのテクニックと歴史、当時の画材事情なんかも知ることができます。
授業の大まかな内容
ここでは授業の大まかな内容を説明をしたいと思います。
詳細はブログの方にも記載しておりますのでそちらもご覧ください。
主にアクリル水彩での制作と座学を並行して行なっていきます。授業中には講師による油彩を使ったデモンストレーションも行われます。
大まかな流れとしてはこのような形になっています。
(支持体、下地)→下書き→単色描き→色塗り
※支持体、下地は要望があれば行います。
座学はその一つ一つの段階ごとに行います。
支持体、下地では描画の前段階として必要な支持体と下地について学んで、実際に作業を行います。支持体は描かれるもので、下地はその描かれるものに絵を描く前に引かねばならない層を指します。油絵はこれがないと始まりません。逆にいうとここから油絵は始まっていると言っても過言ではありません。そのような油絵の根幹を扱う章となっています。
下書きは文字通りみなさんの知っている下書きです。ここではデッサン、もしくは転写を行って塗装に入る前の準備をしていただきます。
単色描きは先ほどの下書きの上から白ともう一色で明暗や質感をつける作業を行います。ここではいよいよ油絵の技法を扱う章となります。インプリミトゥーラ、グレイズ、ウェットインウェット、インパスト、グリザイユ、、、たくさん油絵の技法を学んでいきます。
色塗りは先ほどの単色描きの層にグレイズという描き方で色をつけていく作業を行います。合わせてプリマ描きという一発描きの技法も取り入れていきます。
このような流れで学び制作をしていきます。
この講座で学べる内容
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油彩技法
タイトル通りこの講座ではアクリル水彩を使いながら油彩技法を間接的に体験することができます。それだけでなく座学的な説明や講師の方で行う油絵を使ったレクチャーを受けることによって、より油絵について学びを深めることが可能です。これから学びたい方や学びを深めたい方にもおすすめです。
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アクリル水彩を使った油彩技法を模した描き方
この講座ではアクリル水彩を使って油彩技法を学べます。それゆえアクリル水彩の一つの技法を学ぶことにもなります。アクリル水彩は非常に手軽で価格も安い為、この技法を覚えるとよりリーズナブルに作品を制作することが可能になります。アクリル水彩で何か描きたい方にもおすすめです。
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画材の知識
この講座では油絵の知識はもちろん、その他の画材に関する内容にも触ることができます。本当はこう描きたいのに画材が言うことを聞いてくれないということが誰しも一度はあるのではないでしょうか。なぜそうなるかというと画材がどういう性質が知らないからです。絵の具の乾く速度や何と混ぜたらいいのかなど、画材の知識を身にに付けておくと描きたい絵をストレスなく描くことができます。そのためにも画材の知識を身につけることは重要なことです。
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西洋絵画の歴史
この講座では油彩技法、画材、オールドマスターの模写などを通じて描き方はもちろん、西洋絵画の歴史も学ぶことができます。その技法はいつ生まれたのか、いつからその画材は使われるようになって、なぜ今日まで使われているのか、その作品はなぜ描かれたのか、絵画の歴史は非常に長く、過去を語らなければ始まらない代物です。そしてそれを学ことは今の美術を理解する礎にもなります。
ぜひアートスクール オンライン講座を体験ください!
コース例
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授業の流れ
(支持体、下地制作)※希望があればできます。1コマ〜2コマ
↓
下書き 1コマ〜2コマ
↓
単色描き 2コマ〜4コマ
↓
色塗り 2コマ〜3コマ
※1コマは一回の授業を表しています。
※座学はその時々に行います。
大まかな目安ですが、これくらいのコマ数を要します。人によってコマ数は推移します。 例えば授業の時間だけでなく授業外でも描く余裕のある人でしたら、その分早く進むので授業の回数を減らして受講するとお得ですし、そうじゃない人は多めに取って制作を授業中にするという形もあると思います。この次にコース例を提示していますがあくまで例で、ご自身でカリキュラムを組むことができます。
アートスクールでの受講が初めての方は2回無料体験することが可能ですので、その分お得に受講することできます!! -
コマ数も少なく費用も抑えつつですと、、
このコースは全面的に費用を抑えつつ受講したい方におすすめです。ただ授業回数が少ないため作品が完成するかは未知数ですが、行う説明と内容は変わりませんのでしっかり体験し学ぶことは可能です。ちょっと体験したい方などにいいかもしれません。
・材料
支持体は100均の色紙を使用。
そのほか画材は100均で揃えます。
画材費自体は1000円程度に抑えられます。
・カリキュラム
下書き、単色塗り、色塗り
合わせて5コマ程度を予定
一回の受講につき2枚のチケット消費で、、、
計10枚消費!!
15枚券の値段で換算すると、、、
35300円になります!!
そしてもし無料体験2回を合わせて受講された場合は2回分のチケットが減るので、、、、
21180円で受講が可能です!! -
しっかり学びたい方ですと、、
このコースは支持体、下地も含めて油絵を深く学びたい人におすすめです。授業回数が少し多いため費用はかかりますが、その分時間をかけて制作も座学もできるので安価なコースよりかは学べることは多いです。しっかりと油絵を学びたい方、準備したい方にいいかもしれません。
・材料
支持体は木の板を使います。
ホームセンターなので売ってあるもので、ある程度厚さがあるのが好ましいです。
その他の画材はしっかりとご購入されても100均でも問題ありません。ただ木工用ボンドとサンドペーパーが必要になります。
・カリキュラム
支持体、下地、下書き、単色塗り、色塗り
合わせて7コマ程度になります。
チケットは計14枚!!
15枚チケットで考えると、49420円!!
無料体験2回を使った場合は、35300円になります!!
講師よりメッセージ
油絵はいつも手を伸ばせば届くところにある
油絵具で絵を描こうと思ったこと、または描いたことはありますか?おそらくほとんどの人がないと思います。それもそのはず、学校教育でも触れる画材はクレヨン、色鉛筆、クーピー、水彩絵の具全般などで油彩に触れる機会はあるかないか怪しいところですし、文房具屋に行ったとしても油絵具が置いてるところは滅多にありません。私たちの日常の中では油絵具に触れる機会はほとんどないのです。しかし、画材屋さんに行けば売ってありますし、ネットでも購入できます。なんなら100均にも売ってあります。皆さんにまず知っていて欲しいのは、油絵具はいつでも手を伸ばせば購入できるところにあるということです。この講座でより油絵をみじかに感じてくれたら幸いです。
執行浩暉 Shigyo Koki
広島市立大学特有の写実に特化した授業を受けながら自主的なデッサン、スケッチや画材研究を行ってきました。主には油彩を使った具象絵画を専門としています。確かなデッサン力と絵画に関する知識で皆様のお力になれたらと思います。 絵を描くことの本質は観察、共感、理解、画材との対話、何よりそれに対する興味です。きっと様々な事に役立っていくと思いますし、普段見ている世界をより違う角度から見ることが出来きますよ!
受講生さんからのご質問
- 油絵具を触ったことがないのですがそれでもいいですか?
- もちろん大丈夫です。そのための講座なのでぜひ受講されてください。全力でサポートします!!
- デッサン力があまりないのですがそれでもいいですか?
- もちろん大丈夫です。デッサンの講師もやっていますのでその時々でデッサンの指導も行えます。また座学やレクチャーも行いますので、学ぶため、体験するためという側面で受講するのも全然ありです!
- プレゼントでちょっとした作品を作りたいのですが、この講座で作れませんか。
- もちろん大丈夫です。アクリル水彩は手に入りやすく重厚な表現もしやすく、乾きも早いためプレゼントで絵を送りたい時には最適だと思います。ぜひ学びながらプレゼントを完成させましょう。
講座概要
- 講座名
- アクリル水彩で体験する油彩技法
- 開講日時
- 月曜・火曜・水曜・木曜・金曜・土曜・日曜
※時間帯に関してはいつでもご相談ください。
※最新予定は講座予約の際にカレンダーでご確認ください。
※個人講座は可能な限りご希望にあわせ開講しますので、お気軽にどうぞ。 - 受講時間
- 受講時間60分 ※最大180分まで可能です
- 講座形式
- リアルタイムオンライン授業、実技講座、座学、レクチャー
- 対象年齢
- 高校生(15~18歳)以上 ※高校生は保護者同伴可
- 開講要件
- 参加人数1名以上
- ご用意頂くもの
- ■ 機材/PC(デスクトップ、ノート等)、(内蔵してない場合)マイク、カメラ
■ アプリケーション・ソフトウェア/Zoom、E-mail
■ アカウント取得/上記ソフトに関するもの
■ 画材
・鉛筆
・消しゴム(ぬりけしが好ましいです)
・キッチンペーパー
・布(小さくて結構です。絵の具を拭ったりするために使います)
・パレット(絵の具を混ぜたり練ったりできるものならなんでも可)
・筆(描ける筆で太いものから細いものまで幅広くあるのが好ましいです。)
・アクリル絵の具(幅広く色があることが好ましいです)(100均で購入できます)
・キャンバスF0号/色紙(色紙は100均で購入できます)/木の板 いずれか一つを選択して用意して下さい。
※ 下書きの際にデッサンでなく転写を行う場合は授業の前に連絡をお願いいたします。
🟥🟥🟥🟥🟥(画材に関してはわからないところが多いかもしれませんので、受講の前に必ず準備できる道具などをメールでお伝えして頂ければと思います。そのためご予約の際は余裕を持った日にすることをお勧めします。)
■ 通信環境/Wi-Fi、および有線LANなど、安定した通信環境(モバイル非推奨)
その他
▲ 画材で必要なものは代替できる場合もありますので、気軽にご相談ください。
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