オンライン講座で実現した絵本作り~コンテスト受賞までの方法

今回はアートスクールオンライン講座 絵本コースを受講いただいているいとうふみかさんに、インタビューをさせていただきます。

1.子供のころから好きな「絵を描くこと」を仕事に。作業療法士の経験も生かして絵本作家へ

【絵本講師:高橋】
簡単な自己紹介と、アートスクールに来られるまでの、創作の経緯を教えてください。

【受講生:いとうふみか様】
初めまして。いとうふみかです。
私は幼い頃から絵を描く事が大好きであり、小学生の頃は近所の油絵の画家の先生のお家で、よく絵を描いていました。
これまでは作業療法士として、主に心療内科で仕事をしてきました。患者さん達と過ごした日々は、今でも大切な経験として作品作りの糧になっております。
現在は、近くのコンビニでアルバイトをしながら、絵本作家を目指しています。


【絵本講師:高橋】
これまでの創作活動について教えてください。


【受講生:いとうふみか様】
絵と同じくらい、話しを作る事も好きであり、簡単な漫画をノートに描き続けています。
これは今も続いており、20年以上続いています。
しかし、完全に趣味の範囲内です。
水彩画は、アートスクールに通う3ヶ月前くらいに、絵本は水彩でやりたいと思い、小学生以来ぶりに手をつけました。
練習として水彩で描いた絵を、SNSに投稿した所、地元のパン屋さんから声がかかり、メニュー表のデザインを担当させていただきました。

アートスクールオンライン絵本コース受講生作品


 

2.第11回絵本出版賞:大人絵本部門[奨励賞]を受賞!作品作りと評価をいただく喜び

【絵本講師:高橋】
今回受賞された賞の概要と、感想をお願いします。

[受賞した賞の概要]
第11回絵本出版賞:大人絵本部門[奨励賞]
今回受賞した奨励賞は各部門から10作品選ばれます。
こちらのコンクールには、大賞、審査員特別賞、最優秀賞、優秀賞、があります。
賞が多いコンクールになります。 


【受講生:いとうふみか様】
まず初めに、最後まで作品を作り上げた事が、本当に良かったと思いました。
作り上げなければ、評価をしていただく機会さえも、誰かに読んでもらう機会も潰してしまう。
労力はいりますが、絵本を作っている方々は、皆同志であり素敵であると心から思います。
受賞をして思ったことは、第三者に作品を読んでいただき、何かしらの評価をしていただける事の嬉しさ、そして厳しさ、どちらも経験する事ができました。
作品に関しましては、絵は良いが話が説明くさいとの講評を受けました。
読者に想像をさせる事、絵よりもテーマや伝えたい事を突き詰める事が大切だと、学ぶことができました。
個人的に、1番に良かった事は、賞を取る事でわずかな「自分なりの恩返し」ができた事です。
作品作りは決して1人で作っている訳ではなく、アートスクールの先生、見守ってくれた家族、友人等、様々な人の想いがあるからこそ、必ず作り上げようと思いました。
何がなんでも最後まで取り組み、何かしらの評価を受ける事が、わずかながらの恩返しになるのではないか。
だからこそ作り上げ、この作品を好きでいよう、自分が1番のファンでいようと思いながら、取り組みました。

アートスクールオンライン絵本コース受講生作品


3.「絵本作家になりたい」夢ではなく実現へ~アートスクールオンライン講座との出会い

【絵本講師:高橋】
アートスクールオンラインを受講して良かったと思われたことはどのようなことですか

【受講生:いとうふみか様】
⑴絵本作家の講師に出会えた事
まず初めに、漠然とした「絵本作家になりたい」という気持ちを、夢ではなく現実のステージへ連れてきてくれたのは、間違いなく先生方です。
絵本を作るにはどの様な手順が必要か、絵本作家になるには何をするべきか、絵本作家になる事でどの様な仕事が増えるのか、先生方の経験から、具体的に絵の世界を教えていただきました。
何も分からなかった私には、先生との会話はいつも宝物のようでした。

⑵オンラインという事で自宅で絵が描ける事
講座後も、自分で絵を描き続ける事ができ、それが良いモチベーションになりました。
また、仕事後に講座を受けていたため、通学時間がない事は時間の確保にも繋がりました。

⑶個人の状況に合わせて対応してくれる事
例えば、使用する画材。
それぞれ違うと思いますが、水彩やアクリル、デジタル等、個人個人に合わせた画材できちんと教えていただけます。
また、私はデジタルが分からないため、文章の文字入れは先生がして下さいました。
他にも色の検討なども、先生がデジタルで提案して下さるため、とても分かりやすいです。

⑷同じ夢を語れる仲間がいるという安心感
絵本に関する悩みは勿論ですが、雑談なども気さくに話しができる先生方です。
絵を描き続けるという事は、技術的な事だけではなく、メンタル的な部分も大切になると思います。
自信が持てない時や迷っている時、先生方や同じ絵本作家を目指している他の生徒さん達と話しをすることは、私にとって、心の安定にも繋がりました。

アートスクールオンライン絵本コース受講生作品


4.今後の目標、目指したいキャリアについて

【絵本講師:高橋】
今後の目標と、目指したいキャリアを教えてください。

【受講生:いとうふみか様】
⑴もっと上の賞を受賞すること
⑵絵本を出版し、原画展を開きたい
⑶生涯、絵本を作り続けること

アートスクールオンライン絵本コース受講生作品

【絵本講師:高橋】
いとう様の努力と絵本製作への情熱、そしてご家族やご友人など周囲に素敵な仲間がいらっしゃることが今回の受賞につながったのだと思います。
またアートスクールオンライン講座の受講が少しでもお役に立つことができ嬉しく思います。
今後のご活躍をお祈りいたします。

 

オンラインでも通学講座と同様に、絵本製作を学べる!

アートスクールオンライン講座「絵本コース」では、表紙やイラストの描き方や登場人物・ストーリーの作り方や文章の書き方など制作の流れはもちろん、編集作業・出版社へのアプローチ・コンテスト応募などについてもアドバイスさせていただいています。
プロの絵本作家を目指す方向けの講座だけではなく、少人数のグループレッスンや個別レッスンも対応していますので、趣味で楽しみたい人や初心者にも人気です。無料体験ご希望の方は事務局までお気軽にお問合せください。
また、アートスクール本校では定期的にワークショップも開催しており、現場で直接講師に絵本の作り方の指導を受けることもできます。