STUDENT INTERVIEW

コミックイラストコース 卒業生インタビュー第2弾

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 卒業後、PBWに登録したりとイラストレーターとして活動をはじめた高橋由希さん。 アートイラストコースを一度卒業され、再入校されたきっかけや入学前、後の変化についてお話を伺いました。

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「もっと自分の絵と向き合いたい」

……まず、どのようなジャンルのイラストを描かれているか教えていただけますか。

萌え系や美少女系を描いています。

……それはお仕事でですか?

お仕事で描かせていただいているジャンルでもありますし、仕事にする前から女の子を描くのが大好きでした。

……とても魅力的な女性を描かれますよね。では、アートスクールに入るきっかけはなんだったのでしょうか

はじめは周りに描いている人がいなかったので一人で趣味で描いていました。徐々にピクシブにも投稿するようになったんですが、その時に同年代と比べて自分はうまくないとショックを受けました。ひどく落ち込んで、現実をしったというか…。もっと自分の絵と向き合いたいなと思って、それを母に相談していたら母がアートスクールを見つけてくれて、それがきっかけです。

「大学進学じゃなくて、絵を描きたい

……なるほど。高橋さんは再入校されていますが、なぜ再入校されたのでしょうか。

大学進学を考えていて、再入校する半年くらい前からずーっと勉強をしてたんですが、ふと私のしたいことはこれじゃないと気づいて、絵を描きたいと思いました。

……そうだったんですね。それでまたアートスクールに戻ってきていただけたのはうれしいですね。ではアートスクールでどういったことを学ばれたんでしょうか。

最初はアナログの授業がメインでした。人物の写真の資料を見ながらそれを二次元にしてみよう、といった内容です。再入校してからはデジタルの授業でイラストの制作がメインでした。

……アートスクールで特に印象に残っている授業はありますか?

ん〜、二次元に描き換えるという事もですが、すべてが初めてで新鮮でした。入校するまでスクリーントーンも使ったことがなかったので。あとは色合いや、色味についてのアドバイスも印象的です。自分ではいいと思っていても、そうではなかったりという事もありました。

……色は難しいですよねぇ。具体的にどのようなアドバイスをいただきましたか?

イラストの女の子のスカートなんですが、最初明るめの紫色にしていたんですが、先生にカラフルすぎると言われて。そこからリボンと同じ色のピンク色に変えるとふんわりとした印象に変わりました。

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……おぉ、そうだったんですね!私は出来上がってから見たのでこのイラストにはそんなエピソードがあったんですね。では、アートスクールに通う前、後でのご自身に変化はありましたか?

はい、意識が変わりました。最初はなんとなく仕事にしたいなぁとしか考えていなかったのですが、先生に相談していて徐々に仕事にするという事が現実的になったというか。漠然としていたものがはっきりととらえられるようになりました。

……それはとてもいいことですよね。目標か明確になると取り組み方も違ってくると思いますし。少し踏み込んだ質問になるのですが、再入校されたときにはすでに画力の高い絵を描かれていましたが、そのためジャンルが定まっていないと悩まれていましたよね?それについてもご自身変化はあったのでしょうか。

まず、先生は画力が高いと言ってくれますが、そもそも私は思ってないんです…。ありがとうございます。ジャンルについては先生が、いろいろ描けるのは強みだよとお話ししてくれたことで、そうなんだ!と。今では前向きにとらえられています。

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……それはよかった!いやいやほんとに強みですよ。卒業後お仕事で描くようになりましたが、気を付けていること、趣味で描いていた時の違いや、気持ちの変化などはあるのでしょうか。

注文通りのイラストになっているか、依頼文と矛盾のないように描けているかを何度も見直し 、引き(画面全体)で見て見やすいイラストになっているかを気をつけています。お仕事で描かせて頂けていることに感謝して、自分自身も楽しみながらイラストを仕上げるように意識して描いています。

……素晴らしい変化ですね。では、入校を考えられている方などに学校の印象やアドバイスなどあればお願いします。

先生方が素敵です。アットホームな環境で居心地がとてもよかったです。

……それでは最後に、今後の抱負や目標などあれば教えていただけますか。

今はジャンル関係なくいろんなものが描けるようになりたいと思っています。そして、いろんなイベントやコンペに参加したり、SNSを使って発表したりともっと知ってもらいたいと思っています。

……おぉ!頑張ってください!今回ご協力いただきありがとうございました。これからのご活躍も期待しております!

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