春の写生会 ~2019/05/12・関西学院大学~
リポートとても良く晴れた
ゴールデンウィーク明けの2019年05月12日(日)、
春の写生会へ行ってきた、
美術科佐川先生と在校生の皆さん。
佐川先生から、写生会のレポートが届いています。
ぜひお楽しみください。
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今回は初めて大学構内で写生会を行いました。関西では、関関同立として知られている、関西学院大学にお邪魔してきました。絵本コース、大野先生の母校ですね。
関西学院は原田の森の場所に創立され(現在教会が残っています)昭和4年に現在の西宮市上ヶ原に移転。広大な敷地には統一された建物と多くの樹木が生い茂り、近代化産業遺産群に指定されています。
キリスト系の大学であり、校訓として『Mastery for Service(奉仕のための練達)』が謳われています。その校風を表すように警備員がいるものの、全く出入りが自由で、日曜ということもあり、地元の方達が思い思いに芝生広場でくつろいでおられました。写生会に訪れた私たちに対しても、水汲みの場所や食事のことなどとても丁寧に解説していただきました。どこかのテーマパークにでも来たかのような正門前で集合。今回は13人の生徒さんが参加しての賑やかな写生会となりました。
地元にお住いの生徒さんに穴場をいろいろ解説していただき、皆さんどこをテーマに描こうかとまずは場所の散策。洋風の木漏れ日の綺麗なお庭を描く人。洋館を描く人、そしてメインの時計塔を描く人、等、それぞれに散らばっていかれました。ただあまりにも広いので、私的には生徒さんを探すのに苦労したのと、制作を見て回るのにとてもいい運動でしたね(^^;)久々に2万歩、歩くこととなりました(汗)
午前中はおおよその構図決めと下描き、どの範囲を構図として入れるのか、何をメインに持ってこようか?などなど、生徒さんと相談しながら制作は進みました。ちょうどお昼となったところで昼食。今回はちょっとリッチに別館レストランで食事をしました。大野先生に「学生価格で食べられる三田屋が入ってるよ」と事前にお聞きしてたのですが、日曜はお休みでした残念!
昼からは着色。現場で描くときは刻々と変わる光との勝負ですが、皆さんスマホやタブレットという文明の利器を使いながら、うまく対応されてました。教室での制作とは違う現場の空気を感じながら制作に励んでおられました。4時に校内にある教会の横で皆さんと好評会。
同じ場所を描きながらも、経験の違いはあるものの、それぞれ個性のある仕上がりとなり、何か掴んでいただけたようです。そして春の写生会は終了となりました。