元【絵本と表現コース】の奥原球喜さんが 絵本「本川をつたえて」を出版されました。
活躍情報【絵本と表現コース】に在籍されていた奥原球喜さんが、今度は「デッサン基礎科」にて受講を再開するにあたって、完成した絵本を持ってきてくださりました。
この絵本の内容は、昭和20年の広島に落とされた原子爆弾に、本川国民学校で被爆した「清子さん」という一人の女の子にあった本当のお話です。
広島市の小学校で校長をされていた奥原さんが、主人公となる生前の「清子さん」との交流を重ね、原案の田中八重子さんへの聞き取りをし自費出版をされた本です。子どもたちに平和の大切さを語り続けた「清子さん」さんの遺志をくみ、つなぐことがご自分の役目と思い「絵本と表現」コースにて絵本の構成を考え、「デッサン基礎科」と「美術・アトリ絵科」にて振替受講をし日本画の技法で、完成された力作の絵本です。
絵本という方法は、子ども達にメッセージを伝えるためには有効です。絵本「本川をつたえて」は教室に置いていますので、ぜひご覧ください。
9月には小学校への絵本の寄贈と、奥原さんが子供たちへ読み聞かせもおこなったそうです。
●詳しくは
NHK NEWS WEB「広島 NEWS WEB」
https://www3.nhk.or.jp/hiroshima-news/20220908/4000019392.html
中国新聞
「居森さん体験 絵本に 本川小で被爆 唯一の生存児童 6年生に読み聞かせ」
https://www.hiroshimapeacemedia.jp/?p=123561
●絵本「本川をつたえて」の販売は
麦の穂舎(奥原さんのウェブサイト)
https://www.muginohosha.com/
中田 弘司